社員や生徒などの学習がどれくらい進んでいるのか、その状況を把握する「学習進捗管理」。ここでは、学習進捗管理が重要である理由、効率の良い管理方法について具体的に解説しています。研修や教育の効果を高めるためにも、情報をしっかりチェックしておいてください。
学習進捗管理とは、決められた学習プランを実施するうえで、計画内容とのズレがないかを確認する業務。どんなに緻密な計画を立てても、その計画が実行されていなければ意味がありません。それを防ぐために行われるのが、学習進捗管理です。
研修などを受けている受講者が「どこまで学習を進めているか」を確認できれば、必要に応じてフォローアップをすることが可能。予定が遅れている受講者に学習を促すことで、モチベーションを維持できるようになります。また、管理側も受講者の進捗に合わせて効率よく教育を進めることができるでしょう。
学習管理を目的に開発された、アプリケーションソフトを利用するという方法があります。このアプリを利用することで、受講者は「どのジャンルの学習をどのくらいの時間行ったか」「いつまでにどの課題をこなすべきか」といった情報を確認することが可能。やったこと、やるべきことが可視化されるため、モチベーションの維持に役立ちます。
ただし、アプリの場合は受講者自らが進捗状況を記録するため、記録漏れや、管理者側が情報を確認しづらいという点がデメリットです。
学習進捗管理は、表計算ソフトであるエクセル(Excel)でも可能。エクセルで学習進捗管理を行うポイントは、「教科ごとに分ける」「1回あたりの学習時間や進み具合が分かるようにする」「全体のステータスが分かるようにする」ことです。
あまり複雑な構成にすると入力・更新自体が負担となり、モチベーションがダウンして挫折してしまう恐れがあります。そのため、エクセルを使用する場合はシンプルで使いやすい構成を重視しましょう。
日報とは、1日に行った業務内容を報告するための資料です。手書き・デジタルなど企業によって形式はさまざまですが、この日報を使って学習進捗管理を行うことも可能。研修や学習が終わったら日報にその記録を書き、報告するというシステムです。
ただし、デジタル日報を利用している場合は提出されたデータを進捗管理に活かしやすいですが、手書きの場合は困難。管理者が1枚1枚日報を確認して学習の進捗管理まで行わなければならないため、負担が増えてしまいます。
アプリ・Excel・日報などを使った学習進捗管理は手軽に導入できる反面、受講者・管理者ともに負担が大きくなりがち。しっかりと進捗を管理して効率の良い学習を進めるためには、学習管理を専門とするシステム「LMS(Learning Management System)の活用がおすすめです。
LMSを利用すれば、受講者に対して必要なeラーニング教材を配布する、学習の進捗状況を管理するといった業務を一括で行うことができます。誰がいつ学習を始めたか、どれくらい進んでいるか、テストの成績はどうだったかといった情報も細かく収集・分析することができるため、より効率のよい学習進捗管理が実現するでしょう。
学習管理システム(LMS)は、使用目的や使用人員規模を踏まえて製品を選ぶことが重要です。本メディアでは、数ある学習管理システム(LMS)の中から、「増員予定の成長企業」と「小規模で使いたい企業」におすすめのシステム2選をご紹介。
運用方法や使用規模で各システムを比較していますので、ぜひご覧ください。
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